『パコと魔法の絵本』@吉祥寺プラザ
友人に誘われて。
原作が後藤ひろひと、監督が『下妻物語』や『嫌われ松子の一生』の中島哲也なだけあって、ちょっとぶっ飛んでて、でも人間味あふれてて、な映画。
〜あらすじ〜
阿部サダヲ演じる堀米の回想から始まり、舞台は、患者どころかお医者さんや看護師にいたるまで、ちょいと変わった人たちばかりが集まった病院へ。
中でも、役所広司演じる、一代で財をなしたとある大会社の会長は、誰もが手を焼く偏屈な頑固ジジイ。
けれども、交通事故のせいで記憶が一日と持たなくなってしまい、毎日同じ絵本を読み続ける少女パコと出会い…
阿部サダヲや山内圭哉はいつもながら(のキャラクター?)として、役所広司や國村隼、上川隆也に妻夫木聡らの芸達者なこと!
やっぱり役者ってすげぇーなーというところで唸らせられる映画じゃった。
加瀬くんもよかったけど、小池栄子もやるなぁ!と改めて思ってみたり。
アンナちゃんはそのままアンナちゃんな感じでハマリ役。
なんといっても、パコ演じてたアヤカ・ウィルソンちゃんが可愛らしい!
あ、劇団ひとりも出てるよ♪
『子どもが大人に、読んであげたい物語』と銘打たれているとおり、子どもも一緒に楽しめる大人のためのファンタジー。