空前の我が家のブームは、松本清張!


いまさらながらに、目下、我が家のブームは松本清張


古本屋から同居人が見つけ出してきた1冊の本から始まった、
伊坂幸太郎以来の空前のブーム。




殺さずとも本当はよかったのに、人が人を殺さずにはいられなかった必然性。


人間の感情が手に負える範囲の人間性のもとで描かれているから、
感情の襞がひたひたと押し寄せて、理性ではなく感情がすっと理解する。


淡々と奇を衒った表現ではないのに、ページをめくる手が止められない。




なんだよ、すごいじゃん、松本清張